７月３日　晴れ

　寝まくったった。せやけどやっぱり朝は目が覚めるわ。ＰＨＳにメールが来てた。

　ん・・・・・・・???　ダレやねん・・・・・、朝も早よから。見たらプーさんや。おおーーー!!!　久々やね〜と思いつつ

メールを見ると、「今日ヒマなん??　デートしてよー」って書いてあった。えへへ!!　「エエよ〜」って返信した。家まで

迎えに来てくれたわ。

　メッチャ久々やね〜。昼メシどないする〜って聞いたら、もう予約してあるから早よ行こって言われて、そのまま

連れていかれた。どこ行くんやろ・・・・???

　ここは・・・・・!!!　ここ予約したんか!?　ちょっと待て、オレそんなにカネがあ・・・・と思いつつ、オレもオトコや

引くワケにはいかん。ザ・リッツ・カールトン大阪のメインダイニング「ラ・ベ」!!!

　メニュー見たらオレの方しか値段書いてへん・・・・。こらナンギな状態や。うーん・・・・・、こら困ったなあ・・・と

思ってたら、プーさんが「 ≪Classic and Elegant / ランチ≫」を注文した。ちょっと待てーーーー!!!　それ一番

高いヤツやがなあーーー。実に金額が一人１４５００円・・・・。あ、あかん・・・・、しかしよう考えたらプーさんの

方には値段が書いてへんねや・・・・。

　もうエエわ。ヤケクソや。せやけどキムチどんだけ売らなあかんねん・・・・。うーーーーん・・・・・、まあもうでも

しゃあないから、いっとこう。食前酒にシャンパンを頼んだ。値段を見るのはやめや。

　スーッとしててメッチャうまい。暑い夏に冷えたシャンパンはタマランモンがあるわ。泡の出方もハンパやなかった。

シュワーーーって勢いよく出てた。

　そんでまあ食前のお楽しみっていうのが来た。

　何やったかなあ・・・・・???　トマトのシャーベットは覚えてるねんけど、あとはフォアグラの冷製スープと

アボガドを何とかした小さなソフトクリームみたいなのやった。食べたら二人でカオ見合わせる程うま

かった。笑わずにはおれんうまさやった。

　そんでまあパンが来て、白ワインのグラスも頼んだ。スッキリしたヤツをお願いしてみた。

　パンは微妙に温かい。４種類あって、これは海草のバゲットとシリアルのパンやった。白ワインもエエやね。

リクエスト通りスッキリした味やったわ。これ飲んでたら前菜が来た。「鮑のポッシェ　すだちの香り サフラン

風味のエスカベッシュ野菜」!!!

　このアワビどうやってこんなにやわらかく仕上げたんやろう・・・・・???　メッチャうまい。アワビってもっと

固いと思っててんけど、これは生に近いにもかかわらず凄くやわらかいねん。下の野菜のマリネと一緒に

喰ったらサイコーやった。凄いなあ。パンも食べ放題や。水もタダのがあった。

　次が魚料理やね。「オマール海老のロティ　カカオ風味甲殻類ソースと根セロリのピューレ」!!!

　一人に一匹丸々使ってるんやね・・・・。奥のヤツはカカオって言うてはった。手前の黒いソースが実に

チョコレートソース!!!　ナイフで切って食べてみてんけど、筋とか固いトコ全くあらへん。それにこれも

もはやうまいとしか言いようのないうまさやった。チョコレートっていうカンジせえへん。

　お店の人の対応も凄く良かった。ワインをすすめてくれるソムリエさんに今日のワインを教えてください

って言うたら、写真撮ってくださいっていうて、全部持ってきてくれはった。

　オマケに手書きのメモまで。英語やったら読めんから、カタカナでってお願いしたらちゃんと書いてくれはった。

初めのシャンパンが「ギィ　シャルルマーニュ　ブラン　ド　ブラン」１９００円、次の白ワインが「パリッサー　エステート

ソーヴィニョン　ブラン　２００６年」１５００円、それから肉料理に合わせたのが、「シャトー　ド　シャンブルン　２００３年」

２６００円やね。

　何しかものすごサービスが良かった。正直にあまりフランス料理の事知りませんって言うたら、何でもこころよく

対応してくれはった。ソムリエの人が首からぶら下げてる銀のヤツが気になって聞いてみると、それをハズして

見せてくれた。彼女にちょっとかけてみてもいいって店員さんに聞いたら、いいですよって言うてくれはった!!!

　これワインの味見するヤツらしい。暗いところでも色とかが分かるようにピカピカ仕上げになってるらしい。

いやあしかしまさかこんなのとは思わんかった。カギやとばっかり思っててんけど、そうではなかった。何せ

ちょっと緊張した。店内は満員やってんけど、ポロシャツ着てるのオレだけや（笑）。でもこの店員さんの

対応で凄く楽しい一時を過ごせた。

　そんでメインやね。「和牛フィレ肉のロッシーニ仕立て　ソースペリグー」!!!

　間に挟んであるのはフォアグラや。メッチャようけある。トリュフで風味を付けてあった。うまいうまい。濃厚な

味で実に分かりやすい。肉もメッチャやわらかい。ナイフでスッと切れた。

　これにあわせてもろた赤ワインがこれやね。どっしりした味やったわ。肉料理とも相性は良かった。渋みが

あるねん。やっぱりプロが選んだら凄いなあ。

　最後はデザートや。まず「無花果ソルベ　苺とピスタチオのデリケートなアヴァン・デセール」。

　音符のカタチをイメージしたのがのってた。いやあ、凄いやね。見た目も味も実にエエカンジや。このデザートが

これで終わらへんねん。次のヤツがこれまた凄いがな。「アプリコットが流れだすチョコレートムース　ベルベーヌと

アプリコットのソルベ」、それと「エスプレッソ／ダブル」。

　切ったら中からソースが出てきて、ビックリしたわ。呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンや（笑）。エスプレッソ

もダブルやったら、ようけあってエエやね。プーさんが頼んだ紅茶の横に付いてたマドラーが実に懐かしかった。

　これエエなあ。部屋でもこの砂糖付きの柄が置いてあんねんなあ。ラ・ベもホンマに久々に来た。初めて来たのは

この日記を付ける前や。確かあの絵の前の席に座ったような気がする。

　あれから少しは成長したかなあ・・・・・???　まあ少しは・・・・・。ちょっとトイレ行って、いよいよ緊張の一瞬が

やってきました〜。精算!!!　もう煮るなと焼くなと好きにしてくれ・・・・と思って支払おうと思ったら、店員さんが

出口に案内してくれる!?　アレ???　ま、まさか・・・・。

　「毎日のキムチ作り本当におつかれさま。日々、楽しくて感動する日記を読ませてもらってるから、今日は

私が出すわ。ほな行くで〜!!!」

　ホンマにエエんかいな・・・・。４万ぐらいはいるハズや・・・・・。二人で泊まれるがな（笑）。うーん・・・・・と

思いつつ、フロントの前のロビーが空いてたんで、ちょっと座って行った。久々に足技が出た!!!

　これ見て、もうエエわ、おごってもらお!!と思った（笑）。ここでやるか、普通!?　ホンマにあきれるわ。アホやん。

大阪誤解されたらどないするねん!!!　まあダレもおらんかったから、エエけど。。。

　リッツ、また泊まりに来たいなあ〜。まあいつになるかちょっとワカランけど、まあまた来れる日もくるやろ。

そんでまあ映画観にムービックス堺に向かった。「ダイ・ハード　４．０」!!!

　前作から何年ぶりなんやろう???　ブルース・ウィリス好きになったのもこの映画やった。まさかパート４を

やるとは思わんかったわ。メッチャ迫力あった。あまりの迫力に途中でコンタクトレンズが片っぽ取れて

もうたがな（笑）。実に片目は辛かった（笑）。

　帰りに晩メシ喰って帰った。「そば工房　翁」!!!

　注文したのは二人とも「二斤ざるそば」１３００円!!!

　ちょっと時間がかかるみたいやった。二八蕎麦やねんなあ。最近、蕎麦にハマってるから実に

楽しみやった。そんでまあ満を持して登場〜!!!

　なかなかエエやん〜!!!　しかも量はカナリ多いやん〜。これが一番うれしかった。蕎麦の香りもちゃんと

したわ。ザブザブ喰えて幸せやった。

　ワサビもネギもおろしも黄身もいらんと思うけどなあ・・・・。まあ飽きてくる人もおるんかもしれん。オレも

今日は量が多かったから、とりあえず順番に試した。そば湯頼むの忘れてた・・・・・。つゆほとんど残って

へんかったから、まあエエか。

　プーさん、今日は本当にありがとう。。。