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生まれる前から不眠症・・・・・・・・・
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5月23日 雨

 土砂降りや・・・・・・。終わってるわ。今日の昼1時ぐらいまでバイトやってた。あー、疲れた・・・・・・。ハラもちょっとへった。

 

 

 まあそんなカンジで今日の昼メシは、難波に新しく出来たカレー屋「えびすカレー」!!! 何やようワカラン店名やけど、何故か

このお店と目が合うて、とりあえず入ってみる事にした。

 

 今日の夜は「医師会」でフレンチ行くから、軽い目に喰おうと思った。メッチャ狭い店内や。ホンマに狭い。柱もあるし、無理矢理

作ったようなカンジやね。「名物ビーフカレー “え”サイズ」400円をいっといた。

 

 値段は間違いなく安いと思うわ。量はだいぶ少ない。ミニカレーっていうカンジやね。オレの人生でミニカレーを喰う日があるとは

思えへんかったわ。味はまあまあエエねんけど、これたぶん業務用のレトルトをそのまま使ってるんとちゃうかなあ。肉がそのまま

やった。まあヘタに自分で作るより業務用を使った方がエエとは思うねんけど、肉だけは何かやった方がエエんとちゃうかなあ。

店それぞれやから、まあどうでもエエねんけど、オレやったら肉だけちょっと変えるわ・・・・・と思いつつ終了や。

 

 

 

 そんでまあ家に帰って、1時間ぐらい寝た。あんまし寝んでも大丈夫や。生まれる前から不眠症やし。まあそんなカンジで

土砂降りの中、靭公園にある「エテルニテ」っていうフレンチに行ってきた。今日はツキイチの「医師会」や。

 

 キノッピー、ハーラー、ヤッスィーはもう来てはった。さすがや。みんな上着着てる・・・・・・。エエなあ、オレ着てへん。サイズも

あらへん。終わってる。人は見た目で判断されるねん。自分が見た目で判断したらエライ目に遭うけど、他人は見た目で判断

するのが人生や。しかしみんなバシッとしてるなあ。

 

 

 しかしこの会も何やかんやでようつづいてると思う。去年の9月にお好み焼きを4人で喰って、何故かそれから毎月食事会を

しようってなって、さらにミシュランに載ってるお店を中心に行こうってなった。ミシュランやっぱり凄いって思う時があるわ。

 

 みんなグラスシャンパンを飲んでたんで、オレもとりあえずそれを頼んだ。スッキリしてんなあ。お店の雰囲気も実に良かった。

テーブルとテーブルの間が広々としてる贅沢な造りや。まずアミューズやね。「自家製鴨の胸肉の生ハム、フォアグラのムース、

ローズマリーのラスク添え」とパンが来た。

 

 メッチャうまい・・・・・・・・!!! 上の画像の手前は香辛料やった。いやあ、ホンマに・・・・・・・。これ喰っただけでも、このお店が

いかにレベルが高いかが分かるような気がするから付き出しとか前菜って大事やと思う。パンもメッチャうまいわ。

 

 

 さらに冷前菜で「オマール海老と焼きナスのシャルロット仕立て 黄パプリカのソルベとトマトのジュレ添え」!!!

 

 このシャーベットと一緒に喰うのがこんなにうまいとは思えへんかった。いやいやいや・・・・・・・、ホンマに素晴らしいわ。

どうやったらこんなにうまい料理を思いつくんやろうと思う。器もメッチャ良かった。

 

 

 パンのおかわりはどんどん何も言わんでも持って来てくれる。椀子蕎麦状態や。止めるまでずっと持って来てくれるんやと

思う。みんなグラスの白ワインを注文しててんけど、オレは仕事があるんで水をもらった。

 

 またこの水入れるグラスが洒落てるわ。エエのに入れてくれるんやね。そんでまあ今日はちょっとエエ赤ワインを開けようって

なった。どのワインにするかはワインマニアのヤッスィーに任せた。どうしようって言いつつ、お店のソムリエにも相談して、選んで

もらったんがブルゴーニュの赤ワインで「シャルム シャンベルタン カミュ 1996」15000円!!!

 

 これは凄い・・・・・・!!! 声を失うぐらいうまいと思った。赤ワインってこんなにもうまいんや・・・・・・・。今までロクな赤ワインを

飲んでなかったんがよう分かった。香りとか味のまろやかさ、深みが全然違う。ワインがスキになったわ。エクセレントや。これが

オレの苦手なピノ・ノワールとは思われへんかったわ。素晴らしい。

 

 

 さらに料理やね。温前菜で「仏産モリーユ茸のフラン、淡路島産新玉ねぎのブルーテ ペリゴール産フォアグラのポワレ添え」!!!

 

 うまいわ。もうそれ以上に言葉が思いつかん。このお店は一体どないなっとんねん。残ったソースをパンできれいに拭って

食べた。このソースが実にうまい。パンって素晴らしいわ。あって良かった。

 

 この赤ワインにオリが残ってるらしく、ヤッスィーの提案でそのオリ入りのワインとの味比べもさせてもらった。確かに

全然違う。こんなに違うんや。せやけどヤッスィーはホンマに凄いなあ。知識も凄いねんけど、イヤミが無いところが

ホンマに凄い。ワインの蘊蓄語るイヤなヤツっておるやん。アイツ等とは違う。やさしいわ。。。

 

 

 

 そんでまあ次が魚料理で「玄界灘のキハタのポワレ ウスイえんどうのエムルショネ 富山湾のホタルイカと

仏産アスパラソヴァージュ添え」!!!

 

 火の通し方が絶妙や。何しかうまい。他に表現は思いつかんわ。いやあ、せやけどこんなにエエレストランがあったんは

実にしらんかったなあ。ミシュラン様々やわ。そんでまあさっきのシャンベルタンがあまりにもうまくて無くなってしもうたんで、

肉料理の前にもう一本今日はいっとく事になった。「シャトー トロタノワ 1996」30000円!!!

 

 最高にうまい料理とワインの組み合わせって凄いわ。今まで本物をしらんかった。このシャトー・トロタノワがさっきの

シャンベルタンよりもうまかった。これが3万のパワーか!? 4人でフレンチ行くのもエエカンジや。エエワインが飲める。

 

 

 

 そんでまあナイフとフォークがメイン用に変わって肉料理の登場やね。

 

 ここもやっぱりシャトーラギオールを使ってんねんなあ。肉料理はチョイス出来た。ヤッスィーとハーラーは同じのを

選んでたわ。「カナダ産乳飲み仔牛のロース、リー・ド・ヴォー添え」!!! さらにキノッピーが選択したんがちょっと変わってて、

「ビュルゴー家のシャラン鴨胸肉のロティ」っていうんやった。

 

 3人とも大喜びやった。何しかメチャメチャうまいらしい。さっきのワインとも実に良く合うって言うてた。そんでまあオレの

選んだのが「仏・ランド産小鳩のロティ」!!!

 

 このハトポッポがメチャメチャうまいがな・・・・・・・!!! ビックリしたわ。火の通し方も凄いなあ。中はワインレッドやった。

クセあらへん。実にうまいわ。なかなか鳩を食べれるチャンスは無いような気がしたんでこれにした。大正解や。

 

 

 

 さらに「フロマージュ」やね。だいぶいろんなチーズが来た。どれでも自分の好きなだけ切ってもらえるねん。

 

 一応、大体全部オレは注文しておいた。さっきのワインがタマランもんなあ。チーズとどれぐらい合うかも試してみたかった。

さっきのシャトー・トロタノワはデキャンタに入れてもらってた。ヤッスィーがその方がエエって言うててんなあ。空気に触れる前と

後で飲み比べたら確かに違った。

 

 しかしデカイデキャンタや。手前のボケ気味の画像はさっきのオリ入りのワインやね。奥がトロタノワや。さっきのに

比べてちょっと色が濃いかもしれん。メルロー種って言うてたような気がする。チーズとよう合うねんなあ。このちょっとずつ

っていうんがエエやん。

 

 

 

 さらに口直しが来た。何品来るんやろう??? これで9800円はありえへんぐらい安いわ。えーっと、口直しのデザートは

「徳島産さちのかのクロッカンと、そのスープ」!!!

 

 中のイチゴはちょうど夜店で売ってるイチゴ飴みたいなカンジに仕上げてあるねん。一口でいかんとあかん。パリンって

飛ぶみたい。これがまたうまいがな。デザートもハンパやあらへん。

 

 

 

 さらにこっから本番のデザートや。ハーラーが「デコポンのムースグラッセ ミルフィーユ仕立て」で、ヤッスィーが

「アーモンドとヘーゼルナッツのクレームブリュレ ジャスミンアイス添え」やった。

 

 見た目もきれいなデザートやった。味がこれまたメッチャナイスらしい。そんでまあオレとキノッピーが選んだヤツも

来た。「クープ・ド・ショコラ、ピスタチオのクリームとバナナのソース」!!!

 

 うまいーーーーーーー!!! 外側の筒みたいなんはバリバリしてた。混ぜて喰うねん。そんでまあ最後にお茶と茶菓子やね。

オレは「ハーブティ」をハチミツプラスで頼んだ。

 

 サイコーに良かった。サイコーのサイコーに良かった。こんな素晴らしいレストランが大阪にもあるんやね。これを

凌ぐトコはなかなかあらへんわ。「コンヴィヴィアリテ」も凄い良かったけど、ここもホンマにエエカンジや。

 

 せやけどさすがに支払いは強烈やった(笑)。一人25000円や。支払い金額が10万越える伝票って久々に見たような

気がする。いやあ、強烈やね。でもこの価値は十二分にあるわ。。。

 

 タクシーを呼んでもらって、土砂降りの雨の中、梅田に軽く飲みに行く事になった。ちゃんと見送りもしてくれはった。ここの

接客も超一流や。全てが凄い。でも値段は安い。サイコーや。

 

 

 

 4人でタクシー乗って行った先はヒルトンプラザにあるバカラ直営のバー「B bar」!!!

 

 ここに前からいっぺん入ってみたかってん。中は完全に異空間や。ここはバカラのグラスでドリンクを飲めるという

素晴らしいバーやねん。まずキノッピーがグラスシャンパンを頼んだ。

 

 「マッセナ」ってこんなに重いグラスやってんなあ。このグラスも選ばせてくれるねん。オレは一番手前のグラスを選んだ。

確か「ドンペリニヨン」っていうグラスやったと思うけどなあ。

 

 このシャンパンがこれまた辛口でナイスやがな。何て言う銘柄かは聞くのを忘れた。いやあ、しかしこのグラスの数は

尋常じゃないわ。ハンパやあらへん。ズラッとある。最後の〆に「フローズン・マンゴー」を頼んだ。それと水やね。

 

 だいぶうまい。あっという間になくなってもうた・・・・・・・(笑)。ホンマにゴクゴク〜っていうカンジや。水を入れてくれた

グラスがこれまた凄いがな。「アルクール」の色付き版で来た。いやあ、ここまた来たいなあ。知ってるのと知らんのとでは

雲泥の差やわ。大阪もまだまだナイスなお店がようさんありそうやわ。ここはおごってくれはった。ごちそうさまです!!!


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