2005年 3月 
 1 2 3 4 5 6 7 8 910111213141516171819202122232425262728293031

生まれる前から不眠症・・・・・・・・・
ブログ内検索:
過去ログ:


[前の日へ]       [次の日へ]

3月29日 晴れ

 今日は宮崎に一泊で出張だった。食品ギフトの仕入れやね。。。

 

 今朝は6時前に起きて、8時発のJALのJL2431便に乗る為に伊丹空港に来た。まだ7時30分やのにエライ人や。どこに

行くんやろう・・・・。朝からビックリしたわ。。。

 

 そんでまあ出発が遅れて、9時5分に宮崎に着く予定だったのが9時30分ぐらいになってもうた。かなんなー。。。宮崎では

取引先の専務さんが待っていてくれて、今日の案内及び紹介をして頂く予定やってん。クルマに乗ってどこに行くんやろうと

思ったら、次は何と宮崎駅やった。クルマを駅の駐車場に止めて、JRで延岡に向かった。「にちりん」やったわ。

 

 エエ天気や。宮崎を10時に出て、延岡に11時頃やね。クルマだと2時間はかかるらしいんで、カナリ時間の節約になるわ。

さすが地元のプロやね。。。そんでまあこの延岡駅でも水産加工業者の社長さんが待っていてくれて、1軒目の水産会社に

向かった。途中、山の上からこの水産会社のある「北浦町」の景色を見せてくれはった。

 

 もの凄い景色!!! 養殖の施設がもの凄いモンがあった。ここで養殖した物を生きたまま東京方面に船で運ぶらしい・・・・・。凄い、

ここである程度育てて、東京方面に出荷すれば高値で取引してもらえるそうやねん。まあそらそうやろうけど、この養殖の施設は

一体、誰が負担してんやろう・・・・・・と思うくらい立派なモンやった。

 

 

 そんでまあ会社で商談となった。まあ会社と言ってもこぢんまりとしたカンジやったわ。せやけど、これがこちらの望む会社やってん。

大きい会社が必ずしもいいとは限らない。意外なところで真っ当な商売をしておられる方がおるもんやねん。早速、商品を見せて

もろた。

 

 上は鰺の一夜干しやね。鰺といってもこれがもの凄く高価な物で、普通では絶対に手に入らないモンやねん。関アジの干物やね。

下がスルメイカの一夜干しやった。ここの社長さんが味見してくれと言って、おもむろにオーブンにそのまま突っ込んだ!!! あのパン

とかを焼くヤツやで・・・・・・・、大丈夫か!? そんでまあ色々しゃべってたら、今度はこれを焼いてるのを忘れて、気が付いたらちょっと

コゲ気味やった(笑)。。。

 

 そんでまあ味見してんけど、これが・・・・・・・・、うまいがな!!!!! メッチャうまい。何も味付けしなくても全然うまい。凄い!!! こんなのが

手に入るんやったら言う事が無い。マヨネーズとか七味が欲しくなった・・・・・、ついでにビールも(笑)。。。

 

 しかしここの会社の社長さんはエエ仕事をしよる。干物に関してはカナリの技術を持っておられた。何しかうまい。宮崎ではこの

「北浦町」っていうのが、魚のうまい所っていうイメージがあるねんて。前の海でどんどん取れるみたいやし、エエカンジやったなあ。

帰りに従業員の方がごく自然に天日干しとかをしてたのを見て、ますますこの会社の商品を取り扱いたくなった。。。

 

 工場で「うぃーん」っていう大量生産される干物とはまるっきり違う。しかし悲しいかな、オレを含めて生きてるうちにこの本来の

干物の味を知る事の出来る人は、どれくらいおるんやろか??? 本物は誰が食べてもうまいわ。余計な言葉もいらんと思う。

 

 ここの会社はプライド持って仕事に取り組んではったわ。サンプルも送ってもらう約束をしたんで、届き次第またここで紹介をする

予定やねん。しかしうまかったわ。。。あのオーブンに冷凍のイカをぶち込むのが忘れられん!!! 「おらよ」っていうカンジや(笑)。。。

 

 

 

 この会社の帰りに、北浦町の道の駅に寄って昼メシを食べた。「磯づくし定食」1890円にした。窓の外は砂浜や。メッチャエエ

カンジやで。大阪ではありえない光景やったわ。何しか海がきれいやねん。。。

 

 出てくるのにカナリ時間がかかった。20分か30分くらいかかったんとちゃうかなあ・・・・・。ここらへんの人は全然平気で待ってた

けど、オレは大阪のせっかち人間やさかいなあ・・・・・・(笑)。。。さんざん待って登場してきたヤツが、結構バランスのエエカンジの

定食やったわ。カンパチとかイカの刺身はコリコリで実に新鮮やった。この北浦町で取れたヤツなんやろなあ〜。真ん中の黄色の

小鉢がイカの塩辛やってんけど、これも普通のとは違ってメッチャうまかったわ。 ビ、ビール・・・・・・・・。

 

 

 

 そんでまあまた1時間かけて宮崎市内に戻った。駅に着いたら時間は既に5時やった・・・・・。パチモンではなく、本物を見てしまうと

どうしても時間がかかる・・・・。色々聞きたくなるし、オレの販売スタイルも聞いてほしいやん。。。

 

 

 次に向かったのは「干しいたけ」を取り扱ってる会社やねん。ここでも出てきたがな、本物が・・・・・・・!!!!!

 

 オレが仕入れさせてもらおうと思ったんは、一番右上の一番エエヤツやねん。どんこ椎茸っていうエエ椎茸があるねんけど、

その中でも「天白」とか「花どんこ」と呼ばれる最上のモンやね。これを間の業者をはさんで買うと、かなん料金になってしまう

ねん・・・・・。しかしここは地元で直接仕入れさせてもらう事で話がついたんで、実にラッキーや。同じ品質で同じ販売価格は

絶対にだせない自信がついた。

 

 「椎茸」についても色々教えて頂いた。まず乾燥させる事で価値が上がる。これは中国でアワビとか貝柱を干すのと同じ作用が

椎茸にも働くらしい。次に産地やねんけど、大分県が有名ではあるけど、品質的には宮崎県も全然負けていないらしい。まあ、

実際のところ大分は椎茸のイメージが先行しただけであって、必ずしも品質が最高と言うワケでは無いねんて。最高の天白の

椎茸を見せてもろたけど、確かに一目で素晴らしいモンっていうのが良く分かった。たぶん、みんなこれを見たらいかにエエ商品

かって言うのがすぐに分かるんちゃうかなあ・・・・・・・・。まがいモンではあの凄味はでえへんわ。。。

 

 

 このサンプルももらったんで、準備が出来次第ここで紹介する予定。。。

 

 

 この会社もメチャメチャ大きいというワケではなかった。ただ、プライドを持って仕事に取り組んでおられた。お客さんに本当に

いい物を適正価格で販売したいという思いを感じる事が出来た。何しかどの商品でもそうやけど、ホンマにエエモンは半額とかは

ありえへんわ・・・・・・。ただ、本物でも原価っちゅうのは必ず存在する。その本物を作ってる所だけで販売するんであれば、当然

原価は必要ないけど、流通に乗せるんであれば絶対に原価はある。

 

 原価に近い価格が必ずしも適正価格とは言えないと思うけど、やっぱりオレも買う側やったら1円でも安い方がエエし、まあ

ハッキリ言ってそうする事によって買う側も売る側も満足出来るんであればそれでエエと思う。生産者とかメーカーは1円でも

高く自分が愛情込めて作った商品を売りたいっていうのがあるねんけど、どう売ればいいかが分からへんから業者に頼んで

値段が下がるワケやね。

 

 生産者の方にネットの事を尋ねてもまだまだ知ってる人は少ない。ネットで販売というのもまだまだ確実なモデルは存在して

いないと思う。これからはこういうブログとか個人のクチコミで売れる商品っていうのが多くなるんとちゃうかなあ・・・・・・。

 

 

 そんなワケでちょっと話がカナリ脱線してもうたな。すまん。まあ何しか基本はエエ商品とより安くやね。。。そんでまあこの椎茸

の商談が終わって、今日の宿泊先「ホテル マリックス」!!! 一泊朝食付きで6320円という驚異の価格設定やった。

 

 どうなんやろう・・・・・・???っちゅうのが本音やったけど、このホテルが凄かった。サウナ・温泉が宿泊者は無料でしかも24時間営業

やねん。館内も部屋のスリッパと浴衣でうろついてもエエから、おっさんとかは大喜びや。ホテルも新しく建て直したばっかりなんと

ちゃうかなあ。何しかメッチャきれいでエエホテルやったわ。

 

 とりあえずチェックインしてすぐにサウナと温泉やね。8時30分から宮崎牛の商談もあったんで、大急ぎになったわ。

 

 

 そんでまあ「焼肉 しもふり亭」で試食も兼ねて、色々宮崎の肉について教えてもろた。

 

 

 この焼肉屋が野球選手がキャンプに来た時とか、芸能人とかの御用達のお店でカナリよさげやったわ。ここに肉を卸してる

会社が経営してるお店みたいやね。社長さん直々に肉の説明と焼きをしてくれはった!!!

 

 まず「宮崎地鶏の造り」!!! うまいーーーーーー!!!!! うますぎるーーーーー!!!!!! これは塩だけで食べた。胸肉の部分で、肉の

臭みとかは一切無かった。一品目には最高やね。。。

 

 次にさっきの地鶏の焼き物が来た。もの凄いエエ色目やったわ。これを社長さん自ら豪快に焼いてくれはった。この社長さんの

肉に対するこだわりが凄かった。絶妙の火加減で一番うまく仕上げてくれはったわ。

 

 これも塩とレモンだけやね。ミディアムくらいの焼き加減やったわ。何しかメッチャうまいねん。ビックリしたわ。さらに次に登場して

きたのが、「宮崎牛ロースステーキ」!!!!!

 

 これもメッチャ豪快な焼き方やったわ。お皿持ってガバッと鉄板に置いて、「じゅう〜」やで!!!! 凄い、何しかこの焼き方には

圧倒されたわ。またこれも絶妙の火加減で仕上げてくれはった。肉の格付けが「A−4」やったわ。この前の「熊野牛」と同じ

ランクに位置する素晴らしいモンやった。

 

 この前の熊ちゃんと比べると、サシの入り方がこっちの方が少なめなような気がしないでもない。ただ、こっちの方がそれほど

脂っぽいっていうワケでは無く、塩を付けて食べるとむしろ甘みを凄く感じた。エエ肉は脂が甘いねんなあ・・・・・。何しかエエ肉

で焼肉したら鉄板にコゲがほとんど付かへんねん。これも鶏・牛って焼いたけど、全然平気やったわ。

 

 宮崎牛っていうても馴染みは全然無いねんけど、ここの宮崎県の仔牛を全国の業者が買いにくるねんで。この前の熊野牛も

そうやし、松阪牛もそうやねん。これが意外に知られていない。その牧場での育て方が、その牛のブランドになるねん。元はみ

んな黒毛和牛やね。

 

 

 えーっと、次に登場してきたのが「ケルプポーク」っていう何やようワカラン豚肉が出てきた。この日はこの意味と凄さがようワカ

ランかってんけど、次の日にイヤというほど知る事になるねん・・・・・・・。

 

 これも社長さんが豪快に焼いてくれはったわ。この豚肉も実にクセが無く、あれだけ今まで鶏と牛を食べたにもかかわらず、

ザブザブ食べれるねん!!! 凄い、この肉は一体・・・・・・・??? しかもこれも塩とレモンだけやで。ここまで机にあったタレを付ける

事は一切無かった・・・・・。うーむ・・・・・・、凄い、ありえへん。。。

 

 

 ここで肉ばっかりやったらアカンっちゅうことで、「キムチ」の登場や。さらに焼酎もやね。同じ銘柄やねんけど、2本出てきた。

宮崎は何せ焼酎文化で焼酎にかけてはカナリのこだわりがあったわ。しかし違いを忘れてしもうた(笑)。「こびき」!!! それに

「センマイの造り!?」!!!

 

 キムチは焼酎に合わせてか、カナリ辛めやったわ。しかしこれが焼酎と実に良く合うねん。。。センマイの造りメッチャうまい!!!

ミソダレやったと思うけど、何しか臭みとかイヤなあれがまるっきり無いねん。すぐに無くなったな・・・・・・。

 

 

 しかしここまで食べてみて、これだけ色々食べ比べたにもかかわらず、どれも非常に上品な味わいで何て言うかスッキリしてる

んで、どんどん食べる事が出来た。脂っぽいのにスッキリっていうのがヘンな表現やねんけど、何しかそんなカンジで全然イヤな

風味が無いねん。何しか洗練されとる。。。肉に対する価値観がだいぶ変わったわ。何しかこう、鶏・牛・豚と違和感なくどんどん

食べすすめる事が出来る自分に一番驚いた。何か違う種類の肉を同時に食べる事って、普通は無いやん。特に焼肉とかやったら。

 

 

 さらに宴会はまだまだつづくねん・・・・・・。ここからはモツ攻撃やね。。。

 

 両方とも腸のトコらしいねん。聞いてると、どうも下の丸っこいのを切ったら上のスタンダードなヤツになるって言うてはったと

思うけど、そうなんやろか!? 下のヤツが何しかうまい。こういうのは食べた事ないんとちゃうかなあ・・・・・。これもほとんど半生

くらいで、ここでようやくタレを付けた。うまい!!!

 

 

 そんでついにラストやねん。何故か最後に「ユッケ」!!! 黄身がまん丸で実にうまそうやった。

 

 グチャグチャに混ぜてくれと言われて、素直に従った。これもメッチャうまいで。もう何しかそれしか言葉が思いつかへんわ。ただ、

どの肉や料理にも共通して言える事は、何故か脂っぽいのに後味がスッキリっていうカンジやねんなあ。これはあくまでオレの意見

やねんけど、何しかイヤな臭みとかクセが全然無い。これは飼育方法が違うんか、何が違うのかは分かれへんねんけど、何しか

普通の焼肉っていうカンジじゃあない事は確かやわ。

 

 

 これで終了や。ハラ一杯、ムネ一杯で大満足やったわ。書いてエエんかワカランねんけど、せっかくこんなうまい肉を提供してくれ

はるねんから書いておくわ。「潟Iカザキ食品」がプロデュースした肉やね。ここの「しもふり亭」はこの会社のアンテナショップみたい

なモンかなあ。

 

 何しかこの肉を普通に食べられるのであれば、このお店はカナリオススメやわ。肉のみのギフト対応が出来るかどうかが、商談中

やねん。ここの会社は大西牧場と並んでカナリ凄いモンがあるわ。何しか真っ当やわ。あの社長さんの肉に対する思い入れと、あの

豪快な焼き方を見れば、自社の商品に対する気持ちがメッチャ伝わってきた。こういうのを取り扱わせてもらいたい!!!!!

 

 

 で、この後、さらに「ラウンジ」行って、「スナック」行って、さらに釜揚げうどんを食べに行った。ラウンジもスナックも幸い日本の人が

接客してくれたんで、言葉は理解出来たわ(笑)。。。うどん屋は「戸隠」っちゅうお店やったわ。席ついてお茶とたくあん!?が運ばれて

来た。とりあえず「釜揚げうどん」550円を注文した。時計を見ると1時37分・・・・・・・。今日は最高やね。。。

 

 

 しばらくすると登場や。「細麺」やねんなあー。ツヤとかはエエカンジでうまそうやったわ。

 

 つゆをいつも通りそのまま飲んで驚いた。柚子の風味が凄い。それにつゆ自体が甘い!!! 「一忠」や「ふぅふ〜亭」とはまるっきり

違う味わいやったわ。しかしまあこれはこれで面白かったわ。宮崎の釜揚げやね。

 

 

 それに一味も入れるとまた風味が変わった。さらに食べ終わるとこのつゆを丼の煮湯に入れて飲むねん!!! 宮崎のうどんは

香川に比べて塩を使ってないんで、最後はこうして〆るらしい・・・・・・。うーむ、宮崎・・・・・・奥が深い。。。

 

 しかもこのお店、夜中やのにイヤに繁盛してるねん。入った時もほぼ満員で、出る時も閉店時間やってんけど、まだ食べてる

お客さんとかがおったわ。。。

 

 

 そんでまあ何やかんやでホテルに帰ったんが、2時30分ぐらいやったわ。人通りもまだ多くて、パトカーも来とった。大阪とか

より夜は遅いかもしれん・・・・・。2時過ぎでも客引きが結構おったわ。。。

 

 

 

 今日はここまでやわ。もうあかんーーー・・・・・、眠い。。。只今の時間、午前2時16分・・・・・・・・・。つづきはまた明日。。。

 

 

 

 

 まあそんなワケでつづきやねんけど、ようやくホテルの部屋に帰ってきた。実に長い一日やったわ。以下が部屋のカンジやね。。。

 

 部屋はやっぱりシングルなんで狭いけど、必要な物は一通り揃ってたわ。ドライヤーとかもちゃんとあるし、テレビも無料で見れた。

冷蔵庫はカラッポやったんで、必要な物はコンビニで買うて入れておけるわ。

 

 洗面の方を撮る忘れた・・・・・・。シャンプー、ボディソープ、さらに泡の洗顔料があったわ。これは女の人にはナイスなサービスやね。

バスタブは結構深めやったわ。シャワーの湯量も多かってんけど、湯温がたまに熱くなったり冷たくなったりするのがあかん・・・・・。

 

 ここであかんなーと思ったのはこれくらいで、他はメッチャきれいやしエエホテルやと思う。朝食付きで6000円ちょっとっていうのは

メッチャコスパエエで。宮崎市内は宿泊施設が多いのも関係してるらしい・・・・・・・。


[前の日へ]       [次の日へ]


人気ブログランキングへ←1位を目指して挑戦中です。応援クリックお願いします!!