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生まれる前から不眠症・・・・・・・・・ |
3月19日 晴れ 今日は仕事も早めに切り上げて、昨日の「熊野牛ロースステーキ」を試した。賞味期限が明日までなんで、実質切りおろしてから 2日ということになる。一切、冷凍はしていない。完全に生やね。。。肉の格付けは「A−4」やから、最高級のランクにあてはまる。 定価が15000円で、160g×3枚だった。ここにも熊野牛ステーキが売っているけど、ちょうどこれがA−2かA−3なので、 試したのはワンランク上の商品になる。
熊野牛の数自体が少なく、なかなかA−4レベルの肉は取れへんらしいから、試せたのは実にラッキーやった。
お客さんの所に届けるのと同じ状態にしてもらった。発砲スチロールに入ってて、肉のパッケージの下には保冷剤が敷いてあった。 塩・胡椒と脂身が付いてる。。。見た目が全然普通の肉とは違う。肉の色目が鮮やかっていうか、凄く綺麗やねん。
ここの社長曰く、この色とサシの入れ方に苦労したそうやねん。何しかこれはもうほとんど芸術品と言っても過言では無いほどの 見た目だった。デジカメでは表現の限界があるわ。オレの撮り方が悪いねん。すまん。。。何しかこれは凄い!!!
さっそく開けてみてんけど、160gでも結構大きくて、家にあるフライパンでは焼けなかったんで、ホットプレートで焼くことにした。
「じゅう〜」っといったらすぐにアブラが出てきた。それもハンパな量ではない。次々に肉汁っていうかアブラが出てくる。しかし ホットプレートでも焼くのは大変やった。お好み焼きのコテでひっくり返すのにナンギした。何しかやわらかいんで、ちぎれそうに なる・・・・・。
付属の塩・胡椒は先にふっておいた。早速、食べてみると・・・・・・・・・、う、う、ううーーーーー。。。ありえない味やった。人間、 本当にうまいと思った時はしゃべらなくなるんや・・・・。この味の表現は不可能やわ。ごはんと一緒に食べてんけど、最高にエエ カンジやった。問題は、肉を鉄板の上で切ってる間にも、どんどん肉汁が出てくることやった。
一気に一枚を食べるのが難しいんで、今度はあらかじめ包丁で切って、少しずつ焼いてみた。。。
実際これが一番エエ食べ方かもしれん。この肉のうまさを最大限に引き出せるのは、もはやプロの料理人しかムリやわ。しかし この一口サイズで少しずつ焼いたら、いつもの焼肉の要領でうまいこといったと思う。何しか脂身が甘いねんなあ・・・・・。それにし ても自分の表現力の無さが悔やまれる。。。
ちなみにこの「熊野牛」は東京の小川軒というお店で使用されている。実際、ここの社長と一緒におった時、何度もそこから電話が あったんで間違い無いわ。小川軒でこのステーキを食べて、お酒飲んで一人最低30000円らしいねんけど、それでもちょくちょくこの ステーキの予約が入るそうなんで、知る人ぞ知る肉みたいやね。。。
この「A−4」の肉が、○○牛というブランドによっては同じ160g×3枚で、3万とか4万になるねん。しかもそれはどこの牧場で 育てられたか分からないシロモノや。エエ肉買う時に、肉屋でそれはどこの牧場で育てたのか聞く人はあんまりおらへんのとちゃう かなあ・・・・・。無知は怖いで。相場を知らなければ、法外な値段でパチモンをつかむ事になりかねない。。。そこそこのうまさで満足 して、本物の味を知らないという事になりかねへんわ・・・・・。
オレがそうやったように、おそらく牛肉の世界は産地表示義務が法律で規制されるまで、カナリエエ加減なやり方やったみたい やから、今でも知らないのをいい事に法外な値段で○○牛をありがたがって買うてる人は多いと思う。まあもちろんそれは個人の 価値観なんで、その人が良ければそれでエエとは思うけど・・・・・・。
その点、今日食べてみた「大西牧場」で育てられた熊野牛は、適正な価格で真っ当な商売をしておられた。今度、牧場も見せて もらう予定なんで、その時はまたここで感想を書きたいと思う。この「大西牧場」の牛肉をこのサイトでも販売する予定やねん。当然、 価格も業者間の値段でやる予定なんで、先程リンクを貼ったサイトの値段より1割くらいは安く出来ると思う。ただ、「熊野牛」が 非常に稀少な物なんで、たくさん販売する事は不可能やわ。。。
まあそんなワケで今日は家で大満足や。。。 |