３月３日　雨

　雨や。サイアクや・・・・・・。しかも結構降ってた。おまけに寒い・・・・・!!!　何でもう３月やのにこんなに寒いねん。

　体調あんまし良くないなあ・・・・・・と思いつつ、今日の昼メシは「中国家庭料理　彩花」に行ってみた。ちょっとやさしいの

食べようと思った。閉まってるがな・・・・・・・、エエーーーーーー!!!　今日定休日やったっけ???　自分のトップページ確認したら

確かに火休って書いてある。チョンボや。

　うーん・・・・・と思いつつ、自動扉のボタン押したら開いた!?　え・・・・・???　そしたら中にマスターはおらんかってんけど、

シェフが居てはった。ちょっと世間話をしてたら、おもむろに「何か作りましょうか??」って言うてくれはった。おおーーー!!!

まかないかも・・・・・・と思いつつ、「お願いしまっす!!」って答えた。

　マーボー丼!!!　凄いのが出てきたあーーーーーー!!!　しかも辛さはキングギドラに設定してある（笑）。ゴキゲンやね〜と

思いつつ、ザブザブ喰ったら中から卵焼きも出てきた。辛さが丸くなったわ。いやあ、でもこの薄明かりの中食べる、この

マーボー丼は実に良かった。通ってたらエエ事もあるやね。

　シェフが前にどこで働いてたかとかも少し教えてもらえた。ホテルの調理場でも働いてはったんはちょっとビックリしてん

けど、ここの料理が妙に本格的なんもちょっと理解出来たわ。凄い良かったわ。「今日は代金要りません」って言うてくれ

はってんけど、それはちょっとマズイんで、７００円払うて帰った。あのボリュームでこの値段は安いわ!!!

　そんでまあ昼から北加賀屋の事務所で仕事探した。ちょっとナンギな状態で、とりあえずソッコーで仕事せんと非常に

ヤバイ状況になった。もうホンマにかなんなあ・・・・・と思いつつ、職探しや。一人でやってたら色々あるわ。どうしようか

なあ・・・・・、水商売・配達・事務・・・・・・・、うーん・・・・・。まあでも四の五の言うてられる状況では無くなった。ヤバイ。

　「支払えない」ってホンマに怖いわ。自分の支払いも出来んようになる。連鎖倒産の意味を身を持って、少しだけやけど

経験出来た。サラリーマンやってた頃ではありえへん経験をしつつ、とりあえずやるしかない状況や。

　ドキドキするメールも来た。差出人は昨日のオヤブンや・・・・・。件名見てホッとした。やった!!!　また会えるわ!!!

●件名：誰がオヤブンやねん！

●イケルくん

よ〜食ったな・・・・　体調が戻って　よかったよかった！　で　イケル流やねえ・・・全てｏｐｅｎに　よ〜書けてるわ！！

肩の力抜いて、ありのままを、あなたの目と脳ミソ通して文章にするとこ　これが「生まれる前から不眠症」たる所以

全ての文章に　ありがと！

で　今度の　ご飯食べは　3月12日　でどや！　展示会終了後にＳＴＡＲＴしよか！　行先は　今から考えとくね・・・

ほな！

オヤブンのセミナーは１２：５５〜１３：２５　よろしく〜

　ありがとうございます。ホンマにありがとうございます・・・・・・としかよう返信せんかった。やっぱりオヤブンっていう

表現はピッタリの人やわ。せやしオヤブンってホンマにエライ人なんかもしれん。この前教えてもろた萬野さんの件といい

今回のセミナーといい、ひょっとしたら有名なんかなあ???　何のセミナーなんやろ???　オヤブンになる為のセミナーか!?

そんなセミナー聞いた事あらへんけどなあ・・・・・。そばめしのセミナーかもしれん。こだわりは確かに持ってはったわ。

　まあそんなカンジで今日の晩メシは、前から実に行きたかった北新地にある「懐食　こおげ」!!!　あのランチにやってる

「五味五法膳」を喰ってからどうしても晩にいっぺん来たかった。カラダにやさしく「チューハイ／レモン」６５０円をいっといた。

　何やこのチューハイ・・・・・・・。何かようワカランけど、イヤにうまいチューハイレモンやった。甘みも感じる。普通の

居酒屋にあるヤツと明らかに違う。焼酎を炭酸で割ってるんやろうけど、何でこんなに甘みがあるんか実に不思議

やったわ。ドリンクからいきなり凄かった。

　料理は「花コース」８４００円を予約しておいた。一番安いコースやね。まず前菜で「海老松風　筍木の芽味噌　

桜長芋　鰻南蛮漬　ばい貝旨煮　串打（蛸　丸十　蛍烏賊）　島らっきょ・金山寺味噌」が来た。

　おおーーーーーー!!!!!　実にこういう料理は久しぶりやあーーーーーーー!!!!!　季節を感じてほしい前菜らしい。メッチャうまい。

表現は無理や。次が吸物で「帆立貝柱真丈　道明寺麩　一文字人参　菜の花　柚子」!!!

　画像ちょっとズレてるなあ・・・・・・。ちくしょうめ。フタの上にのってるのは「桜の塩漬け」で、椀の中に入れると香りが引き立つ

らしかった。フタ開けたら凄い良い香り!!!　うーん・・・・・、こら凄いわ。

　ここでこのお店のマスターが挨拶に来てくれはった。一品目で季節を感じて頂いて、二品目でこのお店の味を知ってほしいから

この順番にしてますって教えてもろた。実にやさしい、腰の低いマスターやったわ。店主さんと書くべきかもしれんけど、オレは

いつもマスターで統一してるから、マスターでカンニンしてもらお。

　次が造里やった。「鮮魚四種盛と一口握り　あしらい一式」!!!

　メッチャ量多い・・・・・・・!!!　いやいや、こらホンマにボリュームあるわ。味も実にエエやね。寿司を出すのはお客さんが

悪酔いしないようにらしい。炭水化物を少しでもカラダに入れて、お酒を楽しく飲んでほしいからって言うてはった。

　さらに煮物やね。「穴子砧巻き　飯蛸旨煮　竹の子　水菜　こぼれ梅人参　南京　小芋　木の芽」!!!

　キヌタ巻きって読むんやね。初めてやと思う。うーん、せやけどやさしい味付けやなあ。人参とか小芋を丸く小さくしてるのは

今日が雛祭りやからあられを意識したらしい。サッと煮てある水菜のシャキシャキ感とかも実に良かった。タマランなあ。

　次が強肴で「鴨ロース鍬焼き　焼白葱　セロリ　人参　胡瓜　紫キャベツ　レタス　クレソン」やった。メニューをもろたから

書けるねん。覚えきれん。「記念に内容書いたメニューをもらえますか??」って聞いたらこころよく持って来てくれはった。

　鴨とネギの相性ってやっぱり凄いな・・・・・。安喜でもさんざんカモネギ喰ったけど、やっぱり鴨とネギは最高やわ。この

野菜の上にかかってるドレッシングがジュレ状で実に珍しかった。マスター曰く、「普通ドレッシングって沈むから、何とか

浮くのを考えてみました」って言うてはったわ。これがオリジナルらしいねんけど、だいぶうまい。

　ちょっとマスターとも会話が出来た。「ブログ書いてはるんですか??」って聞かれて、「エエ・・・・・、ちょっとだけ・・・・・」って

答えた。さらに「結構見てはる人多いんですか??」って聞かれて、どう返事してエエんか実に悩んだ。悩んだ挙げ句に答え

たんが「エエ・・・・・・、まあまあぐらいです」ってようワカラン回答をしてしもうた。自分の事言うの恥ずかしいやん。

　そしたらマスターが何故か一品サービスしてくれはった。え・・・・・・・???　な、何で・・・・・・・???　「豚の角煮」!!!

　バリバリうまいーーーーーー!!!　角煮の裏側の野菜の切り方にも感動したわ。思わず反対からも撮ってもうたがな（笑）。

こら凄いわ。ここの料理は感動があるわ。夜に来てホンマに良かった。

　そんで進肴の「白魚酢煎り　サーモン酢〆　若布　大根腺切り　ラデッシュ　黄味酢掛け　縒り人参　防風」が来て、

最後に留椀が来た。

　いやあ、素晴らしい時間を過ごせたわ。ちょっとブルー入ってたけど、やっぱりうまい料理って凄いパワーをもらえる。

うまいだけじゃないわ。マスターの人柄が実に良かった。やさしいねん。何でも気楽に聞けそうな雰囲気を持ってはるのは

ホンマに凄いと思う。

　まだデザートがあった。凄い量やね、しかし。この「花コース」でも十分満足出来るわ。

　このデザートがこれまた味わった事のない、凄いデザートやった。ワラビ餅・・・・・・、フルーツのマンゴージュレ掛け・・・・・、

最後の最後まで妥協あらへんわ。

　精算の時に「老若男女、色んな方のご意見をお聞きしたいので、良くも悪くもありのまま感じたまま書いてくださいね」って

マスターが言いはった。うーん・・・・・・、ここは一体・・・・・。ようし、そしたらひとつだけ気になったのを思い切って言うてみた。

　「もし、もし僕のブログ見て誰かがこのお店の予約しはったら、僕に出してくれはったあの一品を出してくれはりますか??」って

ドキドキしながら思い切って言うてみた。そしたらや・・・・・、

　「もちろんかまいませんよ。ただ同じ料理があるかどうか分かりませんので、おすすめの一品を一つサービスさせて頂きます。

何か合い言葉を決めましょう」って言いはった。この合い言葉が悩んだがな・・・・・。まさか不眠症っていうのも予約するお客さんが

言いにくいやろうし、うーん・・・・・・と思いつつ、「おすすめの８４００円コース」っていう言葉でもし予約しはったら、それを合い言葉に

してくださいって言うた。

　懐食こおげさん・・・・・・、ここは凄いわ。お酒と料理と人柄で感動した。しっかり稼いでまた絶対来る。。。