５月１４日　晴れ

　エエ天気やね。だいぶ暖かい。もう半袖で楽勝やね。

　まあそんなカンジで今日はツキイチのナイスな会食「医師会」!!!　選んだミシュランのお店は「トゥールモンド」!!!

　この画像を見て昔を思い出したわ。似たような角度で写真撮った事があったなあ。もう５年以上前や。懐かしい!!!　彼女は

元気なんやろうか。久々に晩メシ一緒に行きたいなあ。

　今日は行きしな、地下鉄の四ツ橋線に乗って来てんけど、地下鉄の中でハーラーと会った。ここに着いたんが１０分前ぐらい

やってんけど、既にキノッピーとヤッスィーがおってビックリしたわ。気合い入ってるみたい（笑）。

　とりあえず「シャンパン／グラス」１５７５円で乾杯やね。今日のメニューを見ながら飲むこのシャンパンは実にうまかった。

料理はコースのみで、値段は一人８９２５円やった。まず「グルヌイユのパネ、クネル」が来た。

　カエルやね。右側はモモ肉を揚げてあった。この料理が実にうまいがな・・・・・・・!!!　ビックリするわ。この一品目を食べて

今日は間違いなく良いっていう予感がした。そんなもんやと思う。そんで白ワインをボトルでいっといた。

　「モレ・サン・ドニ・ブラン　“レ・ラレ”　1999年　フレデリック・マニアン」１０２９０円!!!　それとパンとバターやね。

　スッキリしてる。せやけどこの白ワインが１本１万円以上するねんなあ。どういううまさなんかをもっと勉強せなあかん。ここの

パンとバターの素晴らしさは食べた瞬間に分かった。こんなカンジでワインも分かるようになりたい。このパンとバターはナイス

やわ。なかなかこんなうまいのあらへん。

　次に来た料理が「オマール海老のビスク　パエリア仕立て」!!!　洒落たグラスにのってきた。

　確かに中にパエリアが仕込んである。おかきなみにパリパリしてるのもあった。ソースはアメリケーヌソースの上級版みたいな

カンジや。あっという間になくなるねん。そらそうやわ。だいぶうまい。ワインとも合うわ。

　次が「蝦夷アワビのシヴェ　新じゃが」!!!　メッチャデカイ鮑が皿にのってやってきた。

　おおーーーーーーー!!!　さすがにうまいという表現しか思いつかん。さっきの白ワインもあっという間にボトルが空いた。凄いわ。

実にハイペースや。白をボトルでもう一本!!!　「クロ・フロディネール　1996年」９２４０円!!!

　この白ワインの方がさっきのよりスキやわ。色も濃い。確かステンレスタンクで醸造をするってソムリエの人が言うてたような

気がする。この白ワインは何しかエエわ。しっかり味する。濃いカンジ。パンもじゃんじゃん頼んでもうた。何せうまいねん。

　次に来たんが「羊乳の温かいフランとシャーベット　新玉ネギのソースで」やね。

　シャーベットは別に来るねんなあ。そのシャーベットをこの温かいスープの上にのせて、一緒に食べるという実に贅沢な一品や。

凄いわ。これがまた極上に良かった。

　メチャメチャナイスやねん。この温かいのと冷たいのを同時に食べるっていうんはホンマに凄いわ。スプーンですくって

食べてんけど、何せうまい。これもまたあっという間になくなった。せやけど凄い発想を持ってるシェフやなあ。本場のフランスに

こういうスタイルの料理があるんやろうか???

　実にここまでがアミューズとアントレやね。付き出しと前菜や。信じられん。ここまでに既に２本の白ワインが空いてるという

現実（笑）。ナイスやわ。ハイペースでつい進んでしまう素晴らしさやねん。

　そんでまあ次の魚料理やね。「鮮魚の南仏風ファルシ」!!!　魚の中にクスクスとかを詰めてある。

　この料理がまた見た目のインパクトが実にあってんなあ。なかなかこんな風に出てくるフレンチってあらへん。骨とかも

きれいに抜いてある。どうやってんやろなあ???

　火の通し方とかも絶妙やわ。だいぶうまい。クスクスがホンマにアタマのトコとかに詰まってるねん。オモロイわ。アタマの

骨のトコも限界まで食べた。徹底的にいかんともったいないわ。

　パンもようけ喰ってしもうたなあ。だいぶ喰ってもうた。何せバターも足らんようになって新しいのが来たぐらいや。あかん。

やってもうた。実にうまいパンとバターや。ナイフフォークがメイン用になった。

　メインが来る前に赤ワインをボトルでいっとく事になった。さすがや。今日は徹底的にいくんやわ。えーっと、赤ワインも

いくつか持って来てくれて、選んだんは「シャトー・デステュー　1997年」９４５０円!!!

　しっかりした味の赤ワインや。おいしいわ。いやあ、せやけどついつい飲んでしもうたなあ。大体一本一万円のワインをこれで

三本や。贅沢やわ。何せコースの値段よりもこのワインの方が高いねんもんなあ。

　そんで肉料理が来た。「ホロホロ鳥とフォアグラのバロティーヌ　ウスイ豆ピューレ、ジュのソース」!!!

　見た目シンプルやけど、なかなかにパワーがありそうなんが来た。真ん中にフォアグラを仕込んである。真ん中で真っ二つに

するカンジでナイフをいれた。パンも頼んだ。もう何個目かワカラン。たぶん五個は越えてる。

　メッチャうまいわ・・・・・・・・!!!　またこのナイフが実によう切れる。さっきの赤ワインとの相性も抜群のグンや。いやあ、どうやって

こんな風に火を通してんやろなあ。このソースをパンで拭っても最高や。ここはハイレベルや。しかもシェフも凄い腰が低くて、カンジの

良い人柄の人やった。全然天狗なトコあらへん。また絶対来たいと思った。

　デザートの前にチーズや。いくつかからこれも選べた。オレはウォッシュタイプの「エズィーサンドレ」っていうエポワスを

葡萄の木から出来る灰の中に埋めて熟成させたヤツと、「モテ　シュール　フォイユ」っていう栗の葉に包まれたシェーブル

（山羊のミルク）　酸味が優しく繊細でクリーミーなヤツをいっといた。２種類選べるねん。

　このデザートの前にチーズが出てくるんエエカンジやわ。残ってた赤ワインもきれいになくなった。またこのチーズがうまいねん

なあ。赤ワインとも最高によう合う。何やかんやでスコーンと３本とも空いた。

　スコーンと３本や。気持ちエエなあ。この４人っていうんは実にエエかもしれん。２人やったらこうはいけへんわ。４人っていうんは

ひとつの単位やね。この４人でこれからどこまでいけるかも実に楽しみやわ。

　そんでデザートが来た。「グレープフルーツのムースグラッセ　ジンジャーのヴァリエ」!!!

　丸いパイプみたいなんの中に入ってるんが生姜のムースや。凄いわ。こんなデザートあんねや。生姜はカラダにエエもんなあ。

また手前のアイスもうまいねん。どないなっとんねんっていうぐらい最後まで良かった。

　最後の最後は「ハーブティ」と小菓子やね。

　いやあ、メッチャ良かったなあ。なかなかこんだけハイレベルなお店はあらへん。しかも値段が抑えてあるわ。まあ今日はワインを

３本も空けてしもうたから、全部で７００００円やってんけど、グラスワインとかやったら一人１２０００円ぐらいで大丈夫なんとちゃうかなあ。

またぜひ来たいわ。良かった良かった。

　そんでまあ東心斎橋に同伴出勤や。今日は何故か妙に忙しかった。珍しい。まあ良かったわ。結構遅くなってんなあ。ちょっと

小腹が空いたんで「ＧＯＲＯ」にサクッと寄ってみた。

　なにげにここからアイフォンで魚屋海老蔵のブログを見てたら、オフ会の告知の記事があった。５月３１日１８時からみたいや。

オレもぜひ参加しよう。この魚の解説付き食事会は絶対オモロイと思う。興味のある人は一緒に行きましょう〜!!!

　えーっと、とりあえずおつかれさんの「日本酒／冷や酒」やね。２合でいっといた。値段は忘れた（笑）。

　付き出しは何かコリコリしたヤツやったような気がする。ちょっと酔うててんなあ。何せワイン３本飲んで、さらに自分の店でも

飲んで、さらにここやもんなあ。まあエエカンジや。「本物のツナサラダ」と「ポテトサラダ」が来た。

　相変わらずここのツナサラダはうまいわ。飽きへん味やねんなあ。このマヨネーズが添えてあるんがナイスや。どこでも思うけど

このマヨネーズがあるのとないのとでは雲泥の差やわ。いつもの「造り盛り合わせ」が来た。ここ来たらこれや。

　やっぱりうまいーーーーーー!!!　ここの造りはホンマに凄い。明日が定休の日曜で、もう閉店間際やのにこれだけの造りが

出てくるんは凄いと思う。マスターは「もうほとんど造りがありません」って言うてはったけど、全然良かったわ。最後に出てきたんが

「蓮根饅頭」やね。ダシが月によって変わるらしい。

　今日はカニ身が入ってた。蓮根饅頭ナイスや。この蓮根饅頭っていう料理を食べて和食に興味が出たんを思い出すわ。もう

１０年ぐらい前の事やと思う。確かキガワ昇六の元料理長が作ってくれはったんを食べたなあ。。。